全員で、毎日。

 

持続可能性は21世紀の決定的な事業課題です。 この地球で人口が急増し、気候が温暖化し、自然資源が減少している中、当社はすべての会社と同様にどのように資源を節約して地球に好影響を与えるかを学ぶ必要があります。

エイブリィ・デニソンでは、持続可能性はただ私たちが取り組むものだけではなく、当社の行動指針となっています。 また、変化を起こし、点を結び、真の変化に必要な解決策を発明するには、従業員、お客様、サプライヤーなど皆の努力が必要です。 エイブリィ・デニソンの企業持続可能性の進捗状況はここにクリックして当社の最新の持続可能性報告書をお読みください。

当社のラベル材料と包装材料の持続可能性
材料事業

エイブリィ・デニソンで最大の部門として、ラベル・包装事業には、当社とサプライチェーン、業界の持続可能性を向上させる大きな可能性があります。 革新的な製品を提供し、持続可能な調達とサプライチェーンを実現し、バリューチェーン全体で製品から無駄を省くことにより、持続可能性を向上させます。 私たちはいくつかの目標を設定しており、進捗状況の透明性が高く、持続可能な業界の変化を加速させるための他社との協力と提携を歓迎しています


ClearIntent™ポートフォリオ

ClearIntent™ポートフォリオは、投入資源の少ない数百種類の表面基材と粘着剤および認証付きの持続可能な材料など性能を向上させる新技術を含み、常に増え続けている製品ラインナップです。ClearIntentポートフォリオでは、以下のことができます。

  • 責任ある調達。 再生可能資源を使用し、Forest Stewardship Council®から認証を受けた紙類とフィルムからなる数百種類のラベルを提供します。

  • 材料の節約 ラベルが薄ければ、資源消費量が少なくなります。

  • リサイクル。 多くのClearIntent製品には再生材などを使用していますので、お客様の製品のリサイクル性が向上します。

ClearIntent™ポートフォリオの基準はここからご覧ください。  


ラベル廃棄物の課題への取り組み

毎年数百万トンのラベル廃棄物、主にシリコン塗工紙製剥離ライナーやマトリックスが最終処分場や焼却所に至ります。 欠落しているのはリサイクルする気ではなく、むしろコンバーターやブランドが便利でコスト効率的にラベル廃棄物をリサイクルすることに必要な廃棄物運搬業者とリサイクル業者の2つの世界的なインフラストラクチャーです。

当社の企業持続可能性に関する目標の一つは2025年までにバリューチェーンからライナーとマトリックスの廃棄物を7割削減することです。 ラベル廃棄物は業界全体の課題です。業界のパイオニアとして、私たちはそれを解決できる独自の地位を占めています。

当社は事業を行っている世界の5つの地域においてリサイクル業者と製紙業者、プラスチックメーカーに連絡しています。 各地域の専用チームは潜在的なリサイクルパートナーに連絡し、既存技術の欠点を埋めることを手伝います。 また、シリコン加工ライナーをリサイクルでないという長年信じられてきた迷信を覆すよう、顧客とリサイクル業者向けの技術文書を作成しています。 2017年にライナーのリサイクルに関する世界的な独自研究を開始し、完了時に結果を公開する予定です。 つまり、次のとおりライナー廃棄物への産業ソリューションを目指しています。

  • すべての顧客に利用可能なこと

  • リサイクルに追加費用がかからないこと

  • やがてできる限り長く原材料が最高の稼働率で維持されるという「循環型」システムに結果すること

リサイクルサービスの詳細はここをクリックしてください


認証付きの紙の入手可能性の向上

世界の森林は環境と経済の健全性に重要不可欠で、当社のラベル事業は持続可能な紙の供給に頼っています。 しかも、コンバーターとブランドは、紙が責任を持って生産されていることを確信できるよう、ますますラベルで認証付きの紙を要求しています。

2013年以降、当社は持続可能と認証された繊維で生産された紙を購買するよう努力しています。 2014年に、責任あると認証された供給先から当社の紙の100%(そのうち少なくとも70%がForest Stewardship Council®から認証された。)を買い付けることを目標としました。

現在入手可能な数量では、当社の認証された紙の需要を賄うことができません。 そのため、特に認証付きのパルプと紙の希少なアジア諸国において、サプライヤーが供給量を増やすよう協力しています。 当社は製紙目的で伐採されていない森林も含め、しっかり管理されている森林を増やすために、レインフォレスト・アライアンスとも協力しています。

追加費用なしで、ラベル業界に対し最も幅広い認証付きのソリューションのラインナップを提供しています。 当社の認証付きの紙製品はここにクリックしてください。


地域社会の繁栄

当社は、事業を行っている地域社会に資金と専門知識、時間を投資する歴史が長いです。 これは当社の創設者スタン・エイブリィから始まりました。「慈善活動で人々の役に立つことだけを望んでいる時期がありました。 しかし、時が経つにつれて、事業の方がより多くのことができると思ったのです。 自分一人で行うよりも事業ならより多くの人々の役に立つことができると思ったのです。」と彼は述べていました。当社の従業員は毎日スタン・エイブリィに代わって取り組み続けています。

当社はエイブリィ・デニソン・ファウンデーションから地域社会への投資の大部分を投資します。 ファウンデーションは、当社の従業員の住んで働いている地域社会で教育と持続可能性を向上させ、発明と革新の精神を持って従業員の関与を奨励することを目標としています。

ファウンデーションの主な慈善活動はグローバル助成金提供イニシアチブというものです。 このイニシアチブにより、ファウンデーションは、世界各地の従業員の活躍する各地域社会に不可欠な公共サービスを提供する現地の機関を特定し資金を提供するよう協力しています。 その助成金は当社の従業員によるボランティア活動も伴うことが多いです。

教育を向上させる目標を達成するために、ファンデーションは長年にわたって中国とインドにおいてInvEnt奨学金を提供しています。 InvEnt奨学金では、STEM教育関連の分野の優等生に対し学費援助と発明大会、専門能力を開発する機会を提供することで次世代の発明家を育成することを助けます。 申込み時に、生徒に奨学期間中に設計する考案を提出してもらいます。 毎年、InvEnt奨学生は授賞式で功績を称えられ、教授とエイブリィ・デニソンの経営者の目の前で発明を展示します。

当社のLPM従業員は「願いを叶える」プログラムにより地域レベルでの慈善活動を行い、現地の非営利団体に一度で少額の助成金を勧告できるようになります。 なお、従業員は実践的なボランティア活動で助成金対象者と協力します。